Bybitの本人確認のやり方|2026年の日本撤退と必要書類を解説

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この記事のポイント

Bybitの本人確認は身分証明書などで本人を確かめる手続きで、取引や出金に必須です。レベル1で身分証、レベル2で住所証明書を提出すると出金上限が広がります。2026年時点で日本居住者の新規登録は停止されています。

Bybitの本人確認のやり方|2026年の日本撤退と必要書類を解説

「Bybitの口座で本人確認を求められたけれど、やり方や必要な書類がよく分からない。そもそも今から日本で使えるのかどうかも知りたい」

こうした疑問に答えます。

本記事の内容

  • Bybitの本人確認の意味と使える書類
  • 本人確認レベルごとにできることの違い
  • 2026年の日本でのサービス終了と本人確認の可否

Bybitの本人確認とは、身分証明書などで利用者が本人であることを確かめる手続きで、取引を行うには欠かせません。

2026年時点では日本居住者の新規登録が停止されているため、現状を正しく踏まえた判断が必要です。手順や注意点、そして代わりとなる選択肢まで順に確認していきましょう。

Bybitの本人確認とは

Bybitの本人確認とは、利用者が本当に本人であるかを書類で確かめる手続きです。そもそもKYCとは「Know Your Customer」の略で、金融機関などが顧客の身元を確認する手続きを指します。海外の暗号資産取引所であるBybitでも、口座を使ううえで本人確認(KYC)は欠かせない仕組みになっています。まずは言葉の意味と、必要な書類、かかる時間を整理します。

本人確認の意味と目的

KYCはKnow Your Customerの頭文字をとった言葉で、日本語では顧客を知るという意味です。金融サービスの利用者について、氏名や生年月日、住所などを確認する一連の手続きを指します。

Bybitが本人確認を求める目的は、マネーロンダリングやなりすましといった不正利用を防ぐことにあります。利用者の身元を押さえておくことで、第三者による不正な口座利用を防ぎ、資産を守る役割も果たします。

本人確認で使える書類

Bybitの本人確認では、提出可能なKYC書類として、発行国が発行した公的な身分証明書を使います。写真と氏名、生年月日、書類番号、発行日が記載されている必要があります。

代表的な書類は次のとおりです。マイナンバーカードを提出する場合、個人番号の提出は不要なので、番号の部分を隠して撮影します。

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 在留許可証

本人確認レベル2まで進む場合は、身分証明書に加えて住所証明書が必要になります。公共料金の請求書や銀行の取引明細書などで、発行から3か月以内のものが対象です。

本人確認にかかる時間

Bybitの本人確認にかかる時間は、通常10分から15分ほどです。これはスマートフォンからオンライン本人確認のeKYCを行うことで、自動化されたシステムがスピーディーに処理するためです。提出した書類に問題がなければ、その日のうちに審査が完了する場合が多くなっています。

たしかに混雑状況や書類の不備がある場合には、最大で48時間ほどかかることもあります。急いで取引を始めたいときは、書類の情報がはっきり読み取れる状態で提出することが大切です。

Bybitの本人確認レベルでできること

Bybitの本人確認は、進めるレベルによって使える機能が変わります。書類を提出しない状態と、身分証明書を出したレベル1、住所証明書まで出したレベル2で、取引や出金の範囲に差が生まれます。ここでは各段階でできることを整理します。

本人確認なしで使える範囲

本人確認をしていない状態では、Bybitで利用できる機能が大きく制限されます。基本的に、仮想通貨の本人確認なしでの取引や出金には厳しい制限がかかる仕組みになっています。

このため、Bybitを実際に使うには本人確認が事実上の必須条件です。本人確認なしで自由に取引できると案内するサービスもありますが、正規の手続きを踏むことが安全な利用の前提になります。

本人確認レベル1でできること

レベル1は、身分証明書の提出によって完了します。顔写真の撮影とあわせて本人であることを確認する段階です。

レベル1を終えると、入金や取引に加えて、1日あたり最大100万USDTまでの出金ができるようになります。多くの利用者にとっては、このレベルで基本的な取引を始められる状態になります。

本人確認レベル2でできること

レベル2は、身分証明書に加えて住所証明書を提出する段階です。名前と住所が記載され、発行から3か月以内の書類が対象になります。

レベル2まで完了すると、1日あたりの出金上限が最大200万USDTまで広がり、機能の制限もなくなります。レベルごとの違いを整理すると次のとおりです。

レベル必要な書類主なできること
本人確認なしなし利用は大きく制限される
レベル1身分証明書取引と1日100万USDTまでの出金
レベル2身分証明書と住所証明書1日200万USDTまでの出金と全機能の利用

Bybitの本人確認のやり方

Bybitの本人確認は、スマホアプリとパソコンのどちらからでも進められます。書類の撮影までアプリだけで完結するため、多くの利用者はスマホから手続きを済ませています。ここでは基本的な操作の流れを説明します。なお日本居住者の新規登録は停止されているため、以下は既存の利用者や海外在住者に向けた内容になります。

スマホアプリでの手順

スマホアプリでは、カメラでその場に書類を撮影できるため手続きがスムーズです。基本の流れは次のとおりです。

  1. アプリにログインしてホーム画面左上のアイコンを開く
  2. アカウント管理の画面から本人確認(KYC)を選ぶ
  3. 居住国と書類の種類を選択する
  4. 身分証明書を撮影してアップロードする
  5. 顔写真(セルフィー)を撮影して送信する

マイナンバーカードを使う場合は、個人番号が写らないように番号部分を隠して撮影します。

パソコンでの手順

パソコンからも同じように本人確認を進められます。画面右上のプロフィールアイコンからアカウントの画面を開き、本人確認の欄にある認証ボタンを選びます。

そのあと居住国と書類の種類を選び、あらかじめ撮影しておいた画像をアップロードします。顔写真の撮影はスマホのカメラと連携して行う形が一般的です。

申請から承認までの流れ

書類と顔写真を送信すると、Bybit側で審査が始まります。提出内容に問題がなければ、通常は10分から15分ほどで承認されます。

審査状況はアプリやパソコンの本人確認画面で確認できます。混雑や書類の不備があると最大48時間ほどかかる場合があるため、送信後は結果を待つ姿勢が必要です。

Bybitで本人確認ができない原因と対処法

Bybitの本人確認ができないときは、原因を切り分けて対応することが近道です。2026年時点では日本居住者を対象とした制度上の制限もあるため、まずそこを確認したうえで、書類や画像の問題を見直します。ここでは代表的な原因と対処法を整理します。

日本居住者は新規の本人確認ができない

2026年時点で、日本居住者と日本国籍を持つ利用者はBybitに新規登録できなくなっています。Bybitが日本居住者向けサービスを段階的に終了しているためで、金融庁から無登録での勧誘について繰り返し警告を受けたことが背景にあります。かつて警告を受けたバイナンスの本人確認は危険と話題になったのと同様の流れと言えます。

すでに新規登録と新規の取引や入金は停止しており、日本居住者が新たに本人確認を始めることはできません。今後のスケジュールは次のとおりです。

時期主な措置
停止済み日本居住者と日本国籍者の新規登録を停止
2026年3月23日クローズオンリーへ移行し新規取引と入金を停止
2026年7月22日未決済ポジションの強制決済とカードサービスの停止

すでに口座を持つ日本居住者は、資産の変換と出金への対応が中心になります。これから暗号資産取引を始める場合は、金融庁に登録された国内の取引所を選ぶことが安全です。

書類の不備で承認されない場合

本人確認が承認されない原因として多いのが、提出書類の不備です。とくにレベル2で必要な住所証明書は、発行から3か月以内でなければ受け付けられません。

書類に記載された住所と登録情報が食い違っていると、審査で止まる原因になります。提出前に、登録した氏名や住所と書類の内容が一致しているかを確認します。

撮影した画像が不鮮明な場合

アップロードした画像がぼやけていたり、光が反射して読み取れなかったりすると、本人確認は完了しません。書類の一部が見切れていたり、指で情報を隠していたりする場合も同じです。

対処のポイントは次のとおりです。書類全体がはっきり写り、文字が読み取れる状態で撮影します。

  • 明るい場所で影や反射が入らないように撮る
  • 書類の四隅まで画面に収める
  • 対応するファイル形式(JPG、PNG、PDFなど)で提出する

サポートへ問い合わせる方法

書類や画像を見直しても本人確認ができない場合は、Bybitのカスタマーサポートに相談します。問い合わせはチャットやメールで受け付けています。

サポートに連絡する際は、いつどの段階でエラーが出たのかを具体的に伝えるとやり取りがスムーズです。日本語での対応にも対応しているため、状況を整理して問い合わせることをおすすめします。

まとめ:Bybitの本人確認は取引に欠かせない手続き

Bybitの本人確認とは、身分証明書などで利用者本人であることを確かめる手続きで、取引や出金を行うには欠かせません。本人確認にはレベルがあり、住所証明書まで提出するレベル2では出金上限が広がります。一方で2026年時点では日本居住者の新規登録が停止され、サービスの段階的な終了が進んでいます。

本記事のポイントをおさらいします。

本記事のポイント

  • Bybitの本人確認は取引に必須で身分証明書と住所証明書を使う
  • レベル2まで進めると出金上限と機能の制限がなくなる
  • 2026年時点で日本居住者の新規登録は停止されている

本記事を読むことで、Bybitの本人確認の意味や手順だけでなく、日本での利用可否という重要な現状まで把握できたかと思います。これから暗号資産取引を始める場合は、金融庁に登録された取引所を選ぶことが安心につながります。

暗号資産事業での本人確認体制の整備や、規制対応について相談したい場合は、お気軽にお問い合わせください。

Bybitの本人確認に関するよくある質問

参考文献

  1. How to Complete Individual Identity Verification (KYC) | Bybit Help Center
  2. 無登録で暗号資産交換業を行う者について(Bybit Fintech Limited)|金融庁
  3. 無登録で暗号資産交換業を行う者の一覧|金融庁

執筆者

Crypto With 編集部
Crypto With 編集部

編集部

B2B特化のブロックチェーン・暗号資産メディア「Crypto With」の編集部。金融機関やIT企業の意思決定者向けに、国内外の最新技術トレンドや日本の法規制動向など、導入判断に直結する客観的なデータに基づく信頼性の高い実務情報を発信しています。

監修者

Crypto With リサーチチーム
Crypto With リサーチチーム

リサーチチーム

「Crypto With」のコンテンツ監修・リサーチを専門に行う調査チーム。国内外の金融規制や暗号資産市場の動向を追う専門家で構成され、データと根拠に基づく客観的な分析レポート、日本の複雑な法規制の解説を提供。金融機関・IT企業の意思決定に必要な情報を信頼性重視で発信します。

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